プロの料理

十九首ホームの料理は

大きなホテルでシェフをしていた

プロの料理人が作っている。


当たり前の話だが

料理を作るだけでなく、料理の出し方や

食材の扱い方もプロフェッショナルだ。


きちんと整理された冷蔵庫の中を見ると

(プロはこうやって食材を扱うのか・・・)

と思わず見入ってしまう。


おいしい食事を提供できることは

素晴らしいことだと思うのだが、問題もある。

利用者さんの舌が肥えていくのだ。

 

最初、「おいしい、おいしい」といって食べていた料理も

数ヶ月経てば、提供されて当たり前のようになる。

ときどき、世話人(食事を提供するスタッフ)として入るのだが

利用者さんからこう言われるのだ。

 

「大岩さん、もっときちんとやってよ」

 

(ぷるぷるぷるぷる…)

 


闘え! ウキウキヒーローズ


つづく

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