広がる世界

いつもの朝の見回り

2階の扉を開けて「ハッ」とする。

靴が綺麗にそろえてあった。


片付けが苦手な彼らに

靴をそろえるように、と言った事は一度もない。


彼らは

「靴はそろえた方がいいだろう」と考え

「靴をそろえようと」と綺麗に並べたのだ。


もし、人生を諦めていたら

靴を並べたりはしないだろう。

もし、未来に希望を持っていなかったら

靴を並べたりはしないはずだ。

 

少しずつ、彼らの世界が広がっていく。

 

闘え! ウキウキヒーローズ


つづく

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